あんぱんまん


ガリ子も例に漏れず、アンパンマンLOVERである

街角でも店内でも必ず生息するアンパンマン

ガリ子はどんなに小さくてもこのヒーローを必ず見つけ出し、

『アンパンマ~ンッ!!アンパンマンッッッ!!』

と雄たけびをあげ、知らせてくれる


私は以前からキャラクターというものが苦手で、

ガリ子にはぜひともそういったものとは無縁で、できれば触れずに生きて欲しいと

願っていたが、不可能であった


だれでも通るといわれるアンパンマン教

ガリ子はこの半年以上熱狂的な信者であり続けている

私も、あまりに好きすぎるガリ子を見ていて、だんだんとアンパンマンについて詳しくなってきてしまった


そんな日々の中、偶然雑誌でアンパンマンの作者やなせたかし先生の記事を読む機会に恵まれた

ただものではない

やなせたかし先生って、すごい哲学を持ったお方だ

過去の仕事も『本当に?あれもそうなの??』と思うものが多い

三越の包装紙のデザインもかかわり(白地にエンジの水たまりみたいな模様)、

“手~の平を~~太陽にぃ~すかしてみ~れぇ~ばぁ~~~♪”の作詞もやなせたかし先生によるものなのだそうだ

アンパンマンのテーマ曲の歌詞もよくよく見れば、とても深いものを感じる

私達が耳にするアンパンマンの曲は実は2番で、1番の歌詞なんて胸にグッと来るものを感じる

なんだかだんだんアンパンマンってアリなんじゃないかと思う自分が生まれてきた

そんな経緯で、私はガリ子に絵本を買ってあげた

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これはやなせたかし先生の一番最初の作品『あんぱんまん』である

今のアンパンマンしか知らないガリ子は、ちょっといつもより低いテンションで喜んでくれた(ブッ)

だって、手が5本あるし、マントはつぎはぎだらけだ

内容も、飢えて死にそうになった旅人や、迷子になった男の子に顔をモリモリ食べさせてあげて、

最後には顔ナシで飛んでいたりする

かなりシュールな内容となっている


でも、やなせたかし先生が本当に書きたかった哲学がここにはあると思った

自己犠牲をしても、困った人を助けるのが本当のヒーローなんじゃないか

あとがきにもあるように、ヒーローはピカピカの洋服なんて着る必要はないんじゃないか

本当の意味の平和は『飢えがない』ということなのではないか


私は、この『あんぱんまん』が好きだ

いつでも、ガリ子に読んであげたい


でも一つ疑問が起こった

やなせたかし先生にぜひとも聞きたい

『じゃぁ、今のアンパンマンは間違ってるんじゃない??

先生はどうして許したの??

なんでこんなにキャラが増えちゃったの??

どうして、アンパンマンは顔を食べさせなくなっちゃったの??』


『人って変わるものなんですよ・・・』と言われそうで、怖い・・・



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by circus1616 | 2009-02-23 12:35 | GARIKO